昨年12月27日から本年1月4日まで、新宿越年の取組み(特別対策事業)が行なわれました。
 新宿は、オフィス街から人並みが居なくなっても、帰省客とスキー客、地方や海外からの観光客等が新宿駅やその周辺でやたらと多くなり、静かになるどころか、どの時間になっても喧噪が鳴り止まない街になります。路上の人々も、その中に巻き込まれ、支援の手は多くありながらも、いつもよりも落ち着かない日々を送ることになります。
 そんな新宿駅とその周辺、また戸山公園など周辺公園など新宿全域と、その周辺区まで含め、この期間、連日、医療班と共に、おにぎりと、携帯カイロと、血圧計と、薬をもった巡回活動を繰り返すのが私たちの越年の取組みの基本となりました。
 また、必要があれば、どの時間でも宿泊施設の臨時宿泊を可能にし、搬送車両を含めたそのためのシステムも 準備をしました。
 イベント(餅つき、コンサート)や集中相談活動(健康相談会、鍼灸相談会)もしました。 衣類提供テントも今回新たに設置し、全国から送られた衣類や毛布を多くの方に提供もしました。鉄道機関が夜間動いている大晦日には、寝床を作って皆で朝方まで寝ました。

 ばらつきはあったものの、ボランティアの方々も多く参加してもらえました。同じ境遇の仲間も多くボランティアに参加してくれました。ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

 物資、寄付なども多く頂きました。こちらは余す事無く(一部余っているものもありますが)提供をしました。こちらもありがとうございました。

 報告はまた後日、連絡会NEWSにて。

 

 2016年、今年も連絡会一同、路上の仲間を見棄てず、共に新宿の地で、明日を求めて歩んでいきたいと思います。

 本年も宜しくお願い致します。